薬草の栽培

草が生い茂ってますが、決して雑草ではありません。

結地区営農組合では薬草も栽培してます。『ヒキオコシ』という名前です。名前の由来は弘法大師が諸国を行脚していた折り、道ばたに倒れている病人を発見したため本植物の汁液を飲ませたところ、倒れていた病人を引き起こすかのように病が治ったという故事から名づけられました。また生薬名をエンメイソウ(延命草)といいますが、和名と同様の意味があり、野垂れ死にする危険があった病人が、本植物を用いたお陰で寿命が延びたという故事によるものです。

非常にありがたい由来のある薬草ですが、「良薬は…」ということわざの通り、とにかく苦い!刈り取りや乾燥の時に口の中が相当な苦みにおおわれます。

もうすぐ刈り取りが迫ってます。寿命が延びれば我慢します。

『ヒキオコシ』です。天候も良く1メートルに近い高さまで育ってます。

むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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