「田植え」が近づきました。

田植え前の準備も順調に進んでいます。

「畔ぬり」という畔道(あぜみち)の補強、「荒うち」という土をかき混ぜて柔らかくする作業が終わり、いよいよ水を入れて田んぼの土を平らにする「代掻き(しろかき)」が始まります。

田んぼに水を引く水路は、冬の間に落ち葉や草、泥が堆積して流れが悪くなっていることから、毎年この時期に水路を掃除します。今年は4月14日の日曜日に組合員や地区の方たちが参加して作業を行いました。時折雨が降る天気でしたが、2時間の作業で水路はとてもきれいになり、水もスムーズに流れるようになりました。連休の5月1日から田植が始まりますが、田植の日に合わせて順次水を張り、代掻き作業を行っていきます。

田んぼに水を入れると早速、カエルたちの合唱が始まります。

今このお便りを書いている事務所の周りも田んぼに囲まれていて、いつでも「ケロッ、ケロッ」と元気の良い鳴き声を聞くことができます。

カエルも安心して暮らせる田んぼから、おいしいお米「出雲神結米(いずもかみむすびまい)」を皆様にお届けできるよう、収穫までみんなで力を合わせて頑張ります。

周辺の草を刈る作業や用水路の落ち葉をかき出します。

雨が降るなか地区の人たちみんなで協力して作業を行います。水が流れるきれいな用水路になりました。             


むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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