田んぼの周りに花を植えます。

田植が終わり農作業も一段落ですが、これから一番大変な作業が草刈りです。田んぼの畦(あぜ)はもちろんですが、田んぼの周辺の道路や水路の法面(のりめん)の草刈りもとても重要な作業です。特に、私たちの住む地域は緩やかな傾斜地であることから斜面が多く、とても厄介な作業になります。

その作業を少しでも少なくするために、数年前から草を抑える防草シートを張り、その上に花を植える作業を行っています。今年は6月9日の日曜日に花植えの作業を行いました。

昨年の秋に防草シートを張った場所に、組合員13人が「松葉菊(まつばぎく)」という多年草の枝をシートに穴をあけて挿し芽を行いました。

一本の挿し芽が少しずつ株を張っていき、来年の夏には大きな株になって、たくさんの花を咲かせてくれます。

まず「挿し芽」づくりから始まります。

防草シートに穴をあけて一本づつ植え込んでいきます。地道な作業が美しい環境を作ります。

来年の夏にはこんなにたくさんの花を咲かせてくれます。遠くからでもきれいに見えます。

むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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