前半戦、最後の稲刈り

台風も近づいてきて急いで作業をしております。この日は前半の最後の稲刈りになります。

今年は長い梅雨による日照不足や、その後の酷暑の影響でちょっと成育が悪いかな、と思っておりますが、とても危険な台風が迫ってきている関係で今日のところで終わらせてしまいます。せっかくここまで育ててきたお米も一日で台無しになることは、昨今の異常気象の中では予想に難くないところです。

栽培する品種によって刈り取る時期が違うので「つや姫(出雲神結米)」「コシヒカリ」は今日までで終了、「きぬむすめ」はもう少ししてから稲刈りが始まります。

天気に逆らうことは出来ませんが、あともう少し、何事もないことを祈るばかりです。

電線の上で「とんび」が待ってます。田んぼにはカエルやミミズなどもたくさんいるので食事の時間のようです。

「稲わら」は細かく切って田んぼに戻します。秋に田んぼにすきこんで土づくりをしていきます。

細かく切らずに長いままの「わら」を用意することも出来ます。昔ほどではないですが色々なことに使えます。

無事、前半戦が終了しました。作業後はきちんと点検・整備をして、いつでも安心して使えるように準備しております。


むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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