新年のごあいさつ

 年明けから2週間が過ぎましたが、まだ真冬のこの時期にもふきのとうが芽を出しています。春は確実に近づいています。

 私どもは稲作中心の営農組合ですので冬の間の外仕事はほとんどなく、いわば休養の時期になります。2月に開催する総会において12月までの収支決算を行い、令和6年の栽培方針を決定し、春らしい天気になる3月に入ると冬の間に傷んだ畦の補強や田んぼの耕うんを始め、田植えの準備に入ります。

 そして5月の連休から田植を行います。機械化されたとはいえ従事者の高齢化に伴う労力不足や後継者の育成、さらに燃料や資材価格の高騰など課題はたくさんありますが、皆様に美味しいお米をお届けできるように頑張ります。

 また、今年はきぬむすめという品種で農薬、化学肥料を使用しない米作りに挑戦します。ごく小面積の試行ですが、島根県、出雲市の指導を受けながら取り組みます。秋には良い報告ができるよう頑張ります。

 

むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

0コメント

  • 1000 / 1000