「イボクサ」の草取り

田植えが終わって日が経つにつれ「イネ」の成長を感じております。成長と共に農家を悩ますのが田んぼに生える雑草です。「イネ」だけが成長すれば安心して秋を迎えられますが、これから先は田んぼからの栄養を奪ってしまう雑草を如何に抑えるかが大変重要になってきます。

ここは「出雲神結米」を作っている田んぼで、とても厳しい管理の中、肥料・農薬なども簡単に使うことは出来ません。

そうなると(昔ながらの)こういう格好で人力で草取りをするしかありません。

便利な機械も増えて、作業も効率よく進むようになりましたが、おいしいお米を作るため、時に人の手で作業しながら田んぼに向き合う日々が続きます。

稲の間に出ているのが「イボクサ」です。腰をかがめての作業は体の負担も大変大きいです。

ツユクサ科イボクサ属の一年生植物です。湿地や田んぼにもよく生えます。

水田内に繁茂するとその重みでイネを倒します。きれいな花も咲きますが農家にそれを楽しむ余裕はありません。

むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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