来年の準備を始めました

稲の収穫が終ってほっと一息、地元の氏神様である御井(みい)神社のお祭や出雲大社の献穀祭に今年も米を奉納し、豊作に感謝をしました。

 今年は各地で台風や水害の被害があり、農業にとっては大変な年になりました。お陰様で当地は災害に合うこともなくありがたい限りです。過去にも大きな災害に合ったことは本当に少なく、みんなが出雲大社さんのお陰だと言っています。 さて、田んぼでは来年の準備が始まりました。牛糞たい肥を散布して地力を回復し、稲わらや稲の株をすき込む作業(秋うち作業)を始めています。春からの稲の生育期間中は、成長に合わせた適期の作業が必要なため、天気を見ながらとても忙しく作業を行いますが、この時期は山の紅葉を見ながらゆったりした気分で作業ができます。今は、トラクターにもエアコンやラジオがついておりとても快適です。

 来年もたくさんの皆さんに喜んで食べていただけるような美味しい米を作るため、栽培方針を考えながら12月中旬までにはこの作業を終え、本格的な冬を迎えます。

むすび地区営農組合

島根・出雲の地、いにしえの時代「結(むすび)」と名付けられたこの場所で 土地と伴に暮らし、土地から与えられ、日々感謝を捧げる。 そんな人々のこれからの物語です。

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